刑法

読書記録053:西洋法制史①——コモンローとイギリス経験論

法の成り立ちに興味を持ったので全体の流れを確認した。 最近功利主義の本を読んだが、功利主義のどことないコモン・ローらしさがより明確に浮かび上がった。功利主義は徹底的に合理的かつ体系的なので、先例に基づいて判断するコモン・ローに対しては批判的…

刑法ポーカーに役立つ予備知識(不法領得の意思/反抗抑圧に足る/抽象的事実の錯誤)

わかりやすい言葉で説明しているので、厳密ではありません。ざっくり理解したい方はどうぞ。 構成要件 犯罪が成立するには、いろんな要素が当てはまっているかどうかを見る。その要素のことを「構成要件」と呼ぶ。構成要件には、客観的と主観的の2種類がある…