バルト語派を覗いてみよう

あまり広く外国語の知識を持っていないので、geoguessrやってて気になったところから調べて覗いてみようというシリーズです。出典は主にwikipedia

 

地理

バルト語派はラトビア語&リトアニア語。同じバルト3国でも、エストニア語は、フィンランドらへんと同じウラル語族

 

バルト語派の分布

リトアニア語とラトビア語はあまり似ていない。

ラトビア語は、遡るとラトガリア語がある。これが今のシベリアにも20万人位分布しているみたいで面白い(ロシアらへんから横に展開したっぽい?)

 

文字と発音

ラトビア

Ģ、Ķ、Ļ、Ņ:この謎のやつらは口蓋化した音。gの小文字だけ上にマーク。

ā、ē、ī、ū:長母音を表す。

アクセントはほとんど第1音節。長母音以外は本当に短い。長めの音声サンプルを聞くとかなり特徴的。

長母音の登場頻度は高い

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リトアニア

ą 、ę 、į 、ų:元々鼻母音だったが、今は長母音になった。
ė、ū:こういう形の母音もあるけど、音声はそれぞれe、uと区別しない。

混合二重母音(an, am, ar, al, en, em, er, el, in, im, ir, il, un, um, ur, ul):
混合二重母音ってはじめて聞いたけど、検索してもリトアニア語の情報しか出ないのでリトアニア語用の用語らしい?おそらく韓国語のパッチムと同じ要領で、これを1まとまりとしてみると子音3連続も怖くない。

例:tiltas 〈橋〉žvirblis 〈雀〉

 

町中で色々探してみたけど全然記号つき母音が見つからなかった(町中だと外来語が多くて出番なしかも)。

変わった母音の文字が豊富な道路標識

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